
こんにちは。コレどこサーチ、運営者の「T」です。
テレビ番組の「秘密のケンミンSHOW極」や「マツコの知らない世界」などで取り上げられ、今や岡山だけでなく全国的な知名度を誇る山珍の豚まん。通販でお取り寄せしようとしても数ヶ月待ちは当たり前という人気ぶりですが、検索してみると「まずい」とか「高い」といった気になる言葉も見かけます。最大1年待ちとも言われるこの豚まんは、果たしてそこまで待つ価値があるのでしょうか。今回は、ライバルとされる大阪の551蓬莱との比較や、カロリーに正しい温め方、そして少しでも早く手に入れるための無人販売所の情報など、購入前に知っておきたいポイントを徹底的に調査しました。
- うずらの卵と角煮が丸ごと入った160gの圧倒的な具材感と味わい
- 「まずい」という口コミの真相と美味しく食べるためのタレの重要性
- 551蓬莱と比較した際の違いやカロリー、推奨される温め方のコツ
- 通販の最新待ち時間や送料、岡山県内にある24時間無人販売所の場所
山珍の豚まんの特徴と口コミの評判
ここでは、実際に山珍の豚まんがなぜこれほどまでに人を惹きつけるのか、その中身のスペックから、ネット上で囁かれる「まずい」という評判の真偽、そしてライバルとの違いまで、製品そのものの実力に迫っていきます。
うずらと角煮が入った具材の魅力

まず驚かされるのは、その物理的な重量感です。コンビニの肉まんが約100g、あの551蓬莱でも約130gと言われる中で、山珍の豚まんは約160gという圧倒的なボリュームを誇ります。手に持った瞬間に「ずしっ」とくる重みは、単なる軽食ではなく、一つの「料理」であることを主張しているかのようです。しかし、真の魅力はその中身の「構成」にあります。一般的な肉まんは挽き肉と玉ねぎが中心ですが、山珍の豚まんは全く異なります。
最大の特徴は、何と言っても「うずらの卵」と「角煮」でしょう。豚まんを半分に割ってみると、まず目に飛び込んでくるのが、醤油ダレでじっくり煮込まれたうずらの卵が丸ごと1個、中心に鎮座している姿です。このビジュアルのインパクトは絶大で、思わず写真を撮りたくなること間違いありません。そして、その周囲を固める挽き肉の中には、サイコロ状にカットされた豚の角煮がゴロゴロと隠れています。挽き肉の滑らかな食感の中に、突如として現れる角煮の繊維感と噛み応え。このコントラストが、食べていて飽きないリズムを生み出しています。
さらに、野菜にもこだわりが詰まっています。多くの肉まんが玉ねぎを主体とする中、山珍ではキャベツをメインに使用しています。しかも、機械切りではなく、職人が手切りしたキャベツを塩揉みし、余分な水分を抜いてから餡に混ぜ込むという手間のかけよう。これにより、キャベツ特有の甘みとシャキシャキとした食感が残り、濃厚な肉の旨味を受け止める絶妙なバランサーとして機能しています。これらが無添加の皮の中で混然一体となり、食べる場所によって食感が変わる。まさに「食べるアトラクション」と言っても過言ではありません。
ここがポイント!
とろとろに煮込まれた角煮は、口の中でほぐれる柔らかさ。「飲む角煮」なんて表現されることもあるほどです。うずらの卵に行き当たった時の「当たり感」も、山珍ならではの楽しみの一つですね。
まずい等の悪い口コミと解決策
一方で、検索候補に出てくる「まずい」という不穏なワード。これについても正直に分析してみましょう。結論から言うと、これは品質の問題ではなく、「食べる人の期待値とのズレ」が原因であることが多いです。私が実際に食べて感じたのは、「想像以上に優しい味」だということでした。
現代人の味覚と「無添加」のギャップ
最近のコンビニ肉まんや551蓬莱は、一口目からガツンと来る調味料と脂のパンチが効いた味が特徴です。私たちは知らず知らずのうちに、化学調味料による強い旨味に慣らされてしまっています。対して山珍は、創業以来、化学調味料や保存料を一切使わない「無添加」に徹底的にこだわっています。そのため、一口食べた瞬間に強烈なインパクトを期待していると、素材本来の優しい味が、「味が薄い」「物足りない」と感じられてしまうことがあるのです。これが「まずい」という口コミの正体だと私は分析しています。
「タレ」を使って初めて完成する料理

では、どうすれば美味しく食べられるのか。答えはシンプルで、「付属のタレと辛子」を必ず使うことです。山珍の豚まんは、そのままで完結するファストフード的な味付けではなく、タレをつけて食べることを前提とした「中華料理の一品」として設計されています。付属の酢醤油をたっぷりと染み込ませることで、淡白に感じられた皮と具材が一気に化けます。酢の酸味が脂っこさを中和し、醤油のコクが肉の旨味を引き立てるのです。
美味しく食べるための鉄則
山珍の豚まんは、付属のタレと辛子をつけて初めて完成する味だと思ってください。そのまま食べるのではなく、酢醤油をたっぷり染み込ませるのが正解です。もし味が薄いと感じたら、ご家庭のポン酢や和辛子を追加しても美味しくいただけますよ。
また、「皮が硬い」という意見については、後述する温め方のミス(レンジでの加熱しすぎなど)がほとんどです。職人が手包みした無添加の皮はデリケートなので、扱いに少しコツがいりますが、正しく温めれば驚くほどモチモチになります。
551蓬莱と比較した違いと選び方
「西の横綱」として比較される大阪の551蓬莱と、岡山の山珍。どちらも超人気店ですが、その個性は全く異なります。「どっちが美味しいの?」という質問をよく受けますが、これは完全に好みの問題であり、利用シーンによって使い分けるのが正解です。両者の違いを詳細に比較してみましょう。
| 項目 | 551蓬莱(大阪) | 山珍(岡山) |
|---|---|---|
| 具材 | 豚肉と玉ねぎのみ (極めてシンプル) |
角煮、うずら、キャベツ、背脂等 (複雑なハーモニー) |
| 味の方向性 | 脂と甘みが強く濃厚 そのままで味が濃い |
醤油ベースで優しい素材の味 タレで調整するスタイル |
| 皮の食感 | 甘みがあり、もちもち パンに近いふっくら感 |
小麦の風味が強い 密度が高くしっかりした弾力 |
| 入手難易度 | 関西の駅・百貨店で即購入可 通販も比較的早い |
通販は数ヶ月〜半年待ち 実店舗は岡山のみ |
| おすすめ | ガッツリ肉汁派 手軽なおやつ・軽食 |
具材の食感を楽しみたい派 特別な日の食事・贈答 |
「肉汁の551」対「具材の山珍」
551蓬莱の魅力は、何と言ってもあふれ出る肉汁と、玉ねぎの甘み、そしてほんのり甘い皮の一体感です。何もつけなくてもガツンと美味しい、まさに「キング・オブ・豚まん」。新幹線の中でビール片手に食べるなら、間違いなく551に軍配が上がるでしょう。
一方、山珍は「料理としての完成度」で勝負しています。角煮のとろける食感、うずらの卵のアクセント、キャベツのシャキシャキ感など、一口ごとに異なる表情を見せてくれます。皮も551に比べて密度が高く、しっかりとした噛み応えがあるため、「パン」というよりは「中華まんじゅう」の原点に近い印象を受けます。日常のおやつとしてパクつくなら551、夕食のメインディッシュや、大切な人へのギフトとして選ぶなら山珍、という選び方が個人的にはしっくりきます。
気になるカロリーと栄養成分
これだけのボリュームがあり、角煮や背脂がたっぷりと使われているとなると、やはり気になるのがカロリーですよね。ダイエット中の方にとっては死活問題です。残念ながら公式サイトには詳細な栄養成分表示が掲載されていませんが、食品成分表や類似商品のデータからある程度の数値を推定することができます。
文部科学省が公表している「日本食品標準成分表」のデータに基づくと、一般的な肉まん(中華まん)のカロリーは100gあたり約242kcalとされています。これを山珍の重量(約160g)に当てはめて単純計算すると、約387kcalとなります。
しかし、山珍には脂質の高い「豚の角煮」や「背脂」、そして「うずらの卵」が入っています。これらを加味すると、通常の肉まんよりもカロリー密度はやや高くなると考えられます。したがって、1個あたり約370kcal〜400kcal程度見ておけば間違いないでしょう。参考までに、551蓬莱の豚まん(約130g)が1個あたり約292kcal〜325kcalと言われていますので、やはり重量と具材の分だけ山珍の方がハイカロリーです。
栄養バランスの豆知識
「カロリーが高い=悪」と捉えがちですが、見方を変えれば非常に優秀な完全食とも言えます。うずらの卵やたっぷりの豚肉からは良質なタンパク質が摂取でき、キャベツや玉ねぎからはビタミンや食物繊維が摂れます。おにぎり2個分程度のカロリーで、炭水化物・タンパク質・脂質・野菜を一度に摂取できるため、忙しい日のランチならこれ1個とスープがあれば十分な栄養バランスと言えるでしょう。(出典:文部科学省『食品成分データベース』)
レンジや蒸し器での正しい温め方

ここが一番重要です。山珍の豚まんを「美味しい」と感じるか、「皮が硬くてまずい」と感じるかの分かれ道は、100%温め方にかかっています。山珍の豚まんを最高に美味しく食べるには、「蒸し器」の使用を強く推奨します。無添加の皮は水分調整がシビアで、電子レンジのマイクロ波で加熱すると水分が一気に飛び、冷めた瞬間にゴムのように硬くなってしまう性質があるからです。
蒸し器を使う場合(推奨度:★★★★★)
蒸し器、あるいは「せいろ」をお持ちの方は、迷わず使ってください。蒸気でたっぷりと水分を補給してあげることで、皮の繊維がほどけ、本来の「ふわもち食感」が復活します。冷凍状態からでも中心まで均一に熱が伝わるのもメリットです。
手順は簡単。お湯が沸騰してから、中火で約15分間じっくり蒸してください。竹串を刺して、中心が温かくなっていれば完成です。
電子レンジを使う場合(推奨度:★★★☆☆)
「蒸し器なんて出すの面倒くさい!」という方も多いでしょう。どうしてもレンジを使う場合は、「水分」をいかに守るかが命です。そのまま皿に乗せてチンするのは絶対にNGです。
- 水にくぐらせる:
まず、豚まん全体を蛇口の水でサッと濡らします。「えっ、そんなに?」と思うくらい濡らしても大丈夫です。 - 濡れペーパーで包む:
水で濡らして軽く絞ったキッチンペーパーで、豚まん全体を優しく包みます。 - ラップで保湿:
その上から、ふんわりとラップをかけます。密閉しすぎず、少し蒸気が回る余裕を持たせるのがコツです。 - 加熱:
500Wの電子レンジで、1個あたり約2分〜2分半加熱します。ご家庭のレンジによって癖があるので、まずは2分で様子を見て、冷たいようなら10秒ずつ追加してください。
また、底についている経木(木の板)は、加熱中は剥がさないでください。加熱後に剥がす方が、皮が板にくっつかず綺麗に取れますよ。
山珍の豚まんの販売店や通販情報
「食べてみたい!」と思っても、なかなか手に入らないのが山珍の悩ましいところ。ここでは、最新の購入ルートや、知る人ぞ知る現地の購入方法についてまとめます。
最新の待ち時間と早く買う方法
公式オンラインショップでは、通常時でも「3ヶ月〜半年待ち」が基本となっています。これは決して飢餓商法などではなく、物理的な生産能力の限界によるものです。山珍の豚まんは全工程が手作りで、具材の仕込みから完成までなんと8時間を要します。そのため、職人が一日中作り続けても、1日に発送できるのは約100個(10セット)程度が限界なのだそうです。
さらに、「秘密のケンミンSHOW極」などの人気テレビ番組で紹介された直後は、注文が殺到してサーバーがダウンしたり、待ち時間が一気に「1年半待ち」まで伸びたりすることもあります。まさに「忘れた頃に届く」レベルですね。
早く手に入れるための裏ワザ
基本的には待つしかありませんが、いくつか攻略法があります。まず、最も確実なのは、比較的注文が落ち着く春〜夏場に注文を入れておくことです。冬場はお歳暮需要も重なり、最も待ち時間が長くなります。
また、一度購入したことがあるリピーターやメルマガ会員には、不定期で「シークレット販売ページ」の案内メールが届くことがあります。このルートだと、キャンセル分や調整分が割り当てられ、数週間〜1ヶ月程度で届くこともあるようです。まずは気長に一度注文して「顧客リスト」に入ることが、次回以降早く買うための近道かもしれません。
通販の送料やクール便について
通販で購入する場合、商品代金(10個入り4,400円)に加えて送料がかかります。ここで注意したいのが、山珍の豚まんは保存料不使用のため、品質保持のために必ず「クール便(冷蔵または冷凍)」での発送となる点です。そのため、通常の宅配便よりも送料は少し高めに設定されています。
- 中国・関西・四国・九州エリア:880円〜950円程度
- 関東・信越・中部・北陸エリア:1,000円〜1,100円程度
- 東北エリア:1,300円前後
- 北海道・沖縄エリア:2,000円〜2,600円超
特に北海道や沖縄にお住まいの方は、送料だけで豚まんの半額近い金額になってしまうこともあります。これを回避するためには、近所の方や友人とシェアして「まとめ買い」するのが賢い方法です。5箱〜10箱程度まとめて注文すれば、1個あたりの送料負担を大幅に減らすことができますし、届いた時にお裾分けすれば間違いなく喜ばれます。
24時間営業の無人販売所の場所

もしあなたが岡山近郊にお住まい、あるいは旅行や出張で岡山に行く予定があるなら、通販よりも圧倒的に早い入手方法があります。それが、コロナ禍以降に設置された「無人販売所」と「自動販売機」です。
現在、主に以下の場所で購入が可能という情報があります。
- 山珍 本店前(岡山市北区丸の内):
店舗の営業時間外(夜間や早朝)でも購入可能な体制が整えられています。県庁のすぐ近くですので、観光のついでにも立ち寄りやすい立地です。 - 問屋町支店(岡山市北区問屋町):
おしゃれなカフェや雑貨屋が集まり、若者に人気のエリア「問屋町(といやちょう)」に設置された無人販売専門店です。ここは24時間営業(または長時間営業)しており、冷凍の豚まんや餃子をいつでも購入できます。
このほか、JR岡山駅構内の「おみやげ街道」や、天満屋ハピーズ、マルナカ、アリオ倉敷といった一部のスーパーや商業施設でも委託販売されています。これらは入荷状況によりますが、見つけることができれば送料も待ち時間もゼロ。岡山県民だけの特権と言えるでしょう。岡山へ行かれる際は、ぜひ保冷バッグ持参で探してみてください。
賞味期限と冷凍保存のポイント
無添加にこだわる山珍の豚まんは、大手メーカーのチルド肉まんとは違い、賞味期限が非常に短いです。冷蔵状態での賞味期限は、製造日からわずか「5日間」。通販で届いた時点で、残りの賞味期限は数日しかありません。10個入りを買って、一人暮らしや少人数家族で5日以内に消費するのは、なかなかのフードファイトになってしまいます。
届いたら即冷凍が正解

そこでおすすめなのが「即冷凍」です。食べきれない分は、届いたその日のうちに冷凍庫へ入れてしまいましょう。正しく冷凍すれば、約1ヶ月程度は美味しさをキープできます。
冷凍する際のコツは「乾燥を防ぐこと」です。箱のまま冷凍庫に突っ込むのではなく、面倒でも一つずつラップでぴったりと包み、さらにジップロック等のフリーザーバッグに入れて空気を抜いて保存してください。こうすることで、冷凍焼けや冷凍庫のニオイ移りを防ぎ、解凍した時も作りたてに近い風味を楽しむことができます。
山珍の豚まんは待ってでも買う価値
最後にまとめとなりますが、山珍の豚まんは、単なる空腹を満たすための食料というよりは、「体験を楽しむためのエンターテインメント」だと私は感じています。
半年待ってようやくチャイムが鳴り、届いた箱を開ける時のワクワク感。蒸し器から立ち上る湯気の香り。半分に割った瞬間に現れるうずらの卵との対面。そして口の中に広がる、とろとろの角煮とシャキシャキのキャベツのハーモニー。これら全ての「体験」を含めて440円という価格は、決して高くはないはずです。
「今すぐお腹が空いたから食べる」という用途には向きませんが、休日の特別なランチや、家族団らんのひととき、あるいは大切な人へのサプライズギフトとして、この特別な豚まんを味わってみてはいかがでしょうか。「忘れた頃に届く自分へのプレゼント」として注文ボタンを押しておくのも、粋な楽しみ方ですよ。
※記事内の価格や送料、待ち時間などの情報は執筆時点のものです。変動する可能性がありますので、最新情報は必ず公式サイトにてご確認ください。